建材屋さんを利用する【砂利を買って庭に敷きたい!】

庭に砂利を敷きたい!
最近そう思うようになった。
庭の一部は砂地となっている。
将来的に家庭菜園をしたいと考えていたのだ。
しかし結局は家庭菜園に着手できず今に至る。
そして、いまだにその兆しもない。
てことで、放置してたら雑草が酷く、暫定的な対策としてタイルを敷いていた。
タイルを敷いたら雑草の悩みも無くなって、そのまま暫定的な措置が恒久的となりつつあったのだけど・・・
先日、このタイルは本来の目的であるガレージに施工してしまい、またもや雑草が伸び放題となってきた。
かくして、私は腹をくくりました。
雑草対策はもう嫌!
砂利を敷こう!!
防草シートを敷き、その上から砂利敷きすることで、雑草を根絶するのだ。
家の回りには、既に砂利が敷いてある。
一般的に「サビ砂利」と呼ばれる類の砂利で、新築時の注文書によると「信楽砂利」というらしい。
この砂利を庭にも敷こうという計画である。
まずは砂利を入手すべく、いろんなホームセンターを回ってみた。
が、どのホームセンターでも扱っていない。
なぜだ!?
仕方ないので、素直に新築時にお世話になった外構屋さんへ依頼することにした。
と言っても、砂利の搬入のみを依頼し、敷く作業は自分でやることで予算削減を図る算段である。
まずは注文する砂利の量を決める。
「砂利 量 計算」とかネットで調べた結果、1㎡あたり砂利60~80㎏が妥当との情報を得た。
今回の施工面積は、ざっと見積もって25㎡なので、1.5~2トンの砂利が必要な計算となる。
さっそく、外構屋さんに連絡し、見積もりを依頼。
ネットで見る限り、砂利自体の値段としては2トンで2万円しない程度であろう。
で、運賃は高めに見積もって2万円くらいで、砂利を敷くのは自分でやれば0円、すなわち計4万円くらいではないか。
そんな事を考えつつ、外構屋さんからの見積もり連絡を待つ。
1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、、、
ひと月が経過。
・・・どーなってんだ!!
素早い対応は期待してなかったけど、全然やる気ないな。
もーいい!
外構屋さんに頼るのはヤメた。
砂利も自分で入手する!!
外構屋さんも、結局のところは建材屋と呼ばれる元売りから砂利を入手するため、自分で直接購入すればいいだけなのだ。
唯一にして最大のハードルは、臆することなく建材屋を利用できるか、だ。
以前、タイルデッキDIY挑戦時にも利用を検討したけど、Googleストリートビューで営業所の様子を見たら、あまりにも寄り付きにくい雰囲気で、ビビって断念した過去がある(^_^;)
自分なりの建材屋の利用可能な基準は、
・目的の砂利を扱っている
・個人客も来たことがありそう
・家からなるべく近い
といったところだ。
ネットで建材屋をリサーチしたところ、砂利の種類や単価、購入方法まで詳しく記載したHPを整備している業者は本当にごく一部。
ほとんどが住所と電話番号程度の情報しか公開していない。
そんな中でも、カンタンなHP(ブログ)を開設していて、目的の砂利を扱ってそうな業者を発見、電話をかけた。
「あのー、個人で信楽砂利を2トン買いたいんですが、扱ってますか?」
電話口の相手は、ぶっきら棒な図太い声、かと思いきや意外なほど物腰が柔らかい感じの方で、
「はい、1トン6,000円で0.5トン単位で売ってますよ。配達はしてないので、レンタカー等で来て下さい。何時ごろ取りに来るか電話もらえればスムーズですよ」
てな感じだった。
かなりビビりながら電話したのに、なんだか拍子抜け。
思うに、HPに連絡先を掲載するような業者であれば、個人客でもウェルカムなのではなかろうか。←電話を掛けただけなのに突然エラそうなことを言うヤツ
さっそく、レンタカー予約をとる。
利用するのはジャパンレンタカー。
以前は楽天トラベルとかで探していたこともあったが、ジャパレンが断然安いのだ。
6時間5,000円弱でタウンエースを予約。
積載可能量は約1tなので、2回の往復で必要量を運搬できそうである。
なお、軽トラックなら、さらに安く借りられるけど、積載量が1/3程度(350kg)しかない。
逆に2tトラックは運転に慣れていないため、公道での運転は良いとしても、建材屋での砂利の積込時に、
「おーい!この砂利山ギリギリまでバックでつけろー!!チンタラするな!!!」
とか言われたら、焦ってぶつけそう(^_^;)
そんな観点からタウンエースを選んだのである。
そして、決行の日がきた。
レンタルされた車の荷台は、まぁまぁな傷があった。
砂利を載せるので、この方が気が楽だ。
建材屋へ向かう道中、ホームセンターに立ち寄ってブルーシートを購入。
荷台に敷いてから、その上に砂利を積み込む算段である。
安いペラペラの養生シートを購入。
20分ほどで、目的の建材屋へ到着。
事前に電話で約束していた時間よりも早くに着いてしまったが、とりあえず停めやすいところに車を置き、プレハブ小屋の中にいた従業員に、
「さっき電話した者です。砂利下さいー」
と伝えた。
そしたら、「はいはいー」ってな感じで、すぐにブルドーザーに乗り込み、砂利の山からすくい取って・・・
ザーっと荷台に積んでくれた。
このブルドーザーひとすくいが、500kgという計算らしい。
2杯分の砂利を積んでもらい、お金を払って終了。
ビビってきた自分がアホらしいくらい、一瞬で終わった。
なお、購入した砂利の値段は500kgあたり3,000円!
普通の砂利でもホームセンターでは20㎏で200円はすることを考えると、建材屋なら4割以上も安く買える計算だ。
2t購入したら12,000円、レンターカー代を含めても2万円を切るのである。
ほくそ笑みながら帰路についた。
1tの砂利を積むと、目に見えてハンドル操作やブレーキの効きが変わる。
慎重に運転して帰宅。
建材屋から購入した砂利は、
ホンマにこれ信楽砂利か!?
ってくらい砂まみれでキタナイ。
建材屋の砂利は、山から採集したままの状態のため、これが普通なのだそうな。
外構屋さんは、この状態の砂利を敷いた後に表面を水で洗い流すのだという。
しかし、これをすると砂が砂利の下に堆積することになる。
砂利だけでも、年数がたつと砂に埋もれてきてしまうし、雑草対策の面からも、できるだけ最初は砂を除去しておきたい。
ってことで、すぐには敷かず、いったん庭の一角に山積みにしておくことに。
荷台からスコップで一輪車に砂利を積んでは運び、積んでは運び・・・
一人で延々と作業。
想像以上に時間がかかるわコリャ。
ブルーシートを敷いていたおかげで、積み下ろしの作業性は良かったと思うけど、それでも1時間程度かかりました。
で、もう一度、同じ建材屋へ行ってさらに1t購入。
2回目の道中は混雑していて、思いのほか時間がかかり、家に着いた頃には暗くなっていた。
レンタカー返却の時間も迫ってきたので、急いで砂利を下して終了。
なかなか疲れたけど楽しかった~(^^♪
結論
大量の砂利購入は、やっぱり建材屋の利用がお得。
ちなみに、砂利敷きを自分でする場合は、一輪車(猫車)は必須。
ネットで買うと高いので、レンタカーを借りた時、ついでに近くのホームセンターで購入するのがオススメです。