サーカスの商売方法

雑記

怒ったことあるんですか?

と聞かれたことがある。

温厚な人間だと思ってもらうのは悪い気がしないが、残念なことに、そんなにできた人間ではないのが実情である。

 

先日も腹が立った。

それは、のどかな平日のことであった。

 

姉が入手したサーカスの無料券があったので、弟と行くことにした。

サーカスを見たのは小学生以来である。

平日というのに、結構にぎわっているなぁ~と感心していたら・・・

 

 げー満席やん!! 

グータラせずに、午前の部に来たらよかった。

後悔先に立たず

 

せっかく来たのに~

と思ってたら、

「15時45分から追加公演します~」

って、係員が声を張り上げている。

無駄足ならずに済んだと、とりあえず安堵した。

 

追加公演は約3時間後である。

辺りをブラブラして時間をつぶすことにした。

ゴミ箱のようなものが琵琶湖の湖畔にあった。

 

外来魚を釣ったら、入れる回収箱である。

滋賀県では、ブラックバスやブルーギルといった外来魚の再放流(リリース)が禁じられているのだ。

中を見ると、しっかり入ってました。

 

回収ボックスには
琵琶湖は訪れる皆様の憩いの場
美しく、大切に、そして心豊かに!

と書かれている。

外来種とはいえ、生き物を殺すために入れるボックスに、
「心豊かに!」と書かれても・・・

 

そんなしょうもないことを考えてたら、開演30分前になった。

で、意気揚々と会場へ入ろうとしたら、、さっき声を張り上げていたオッサンが言ったのである。

「整理券がいります!」 と。

どうやら、前回の公演に入れなかった人には整理券が配布されていたらしい。

腹立って、

「そんな事言ってなかったし、どこにも説明はなかったやん!!」

って言ったら、それには答えず、整理券がなかったら入れないと壊れたラジオのように繰り返すオッサン。

いよいよ腹が立ってきた、ちょうどその時、近くにいた女性の方が「余っているから」と言って、整理券を譲ってくれた。

なんて優しい人なんだ!
ありがとう。あなたの事は忘れません。

にしてもこのサーカス、
自由席にいろいろ難癖つけて、高い席のチケットを買わせようとする、
そんな手法をとっているように思えるような言動が随所に見られた。
たぶんそういう戦略をとっているのだろう。

絶対そうだ!! ←完全に被害妄想

サーカスはそこそこ楽しかったけど、係員の心象はすこぶる悪い。
そんな1日でした。