中尊寺への参道入口に、弁慶の墓がある。
元は比叡山の僧だったためか、墓には「比叡山」と書かれていた。
義経より有名かもしれない弁慶であるが、その多くの逸話がフィクションとも言われている。
ただ、そういう話を「作り話だ!」と頭ごなしに否定するのではなく、平安時代に思いをはせる糧として捉えるのが正しい歴史の楽しみ方なのだろう。
近くのお店には、こんなものも売っていました。
中尊寺へは「月見坂」という、急な坂を上がっていかなければならない。
「月見坂」の先には「弁慶堂」がある
なかなか重厚な造りで、弁慶の力強さをうまくあらわしている。
と、わかったようなことを言っておく。
実際はお堂の造りよりも、絵馬がリラックマであることに目が行ってました。
そうして、いよいよ中尊寺へ。
想像していたよりも、門は質素な感じ。
宝物殿+金色堂で拝観料800円である。
小学生は破格の200円だ。
ガキンチョもびっくりである。
宝物殿は撮影禁止。
宝物殿での個人的なオススメは千手観音像である。
一本の木(確か、ひのき)から彫り出したこの観音像を見て、初めて仏像が美しいと感じた。
あまりの美しさに見とれてたら、金色堂へ入る券落としたわ(笑)
宝物殿と金色堂への入場券は一体になっているのである。
もう一度券を買うか迷ったが、ダメもとで受付で言ったみた。
そしたら、
「券落ちていたという報告ありました」
とのことで入らせてくれました(^_^;)
とまぁ、恥ずかしい思いをして入ったのは良いが、金色堂はテレビでも散々見たことがあったので「ふーん」という程度だった。
まぁ、「見た」という既成事実を作る為だけに見た感じだ。
おまけ
平泉町役場近くの看板
一部文字が消えてて、
「我々の子孫 松の天敵松くい虫を撲滅しよう」
となっているのが、ちょっとしたツボでした。