東北随一の名勝地といえば平泉である。
と、勝手に思い込んで久しい。
かつてマルコポーロが日本を「黄金の国、ジパング」と呼んだ由縁とも言われている気がする中尊寺金色堂があるところだ。
「マルコポーロ時代にはまだ金閣寺はないので、黄金の建物というと金色堂になる」
と中学の社会の先生が、したり顔で言ってたのを思い出しながら、平泉へ行ってきた。
まずは平泉駅前にある、観光案内所に寄って、情報収集する。
平泉町には、さすが観光客が多い。
群馬や栃木、遠いものでは静岡のナンバーをつけた車がたくさん走っていた。平泉と言えば中尊寺が有名すぎるのだが、実は「毛越寺(もうつうじ)」もけっこう有名なのだそうな。そこで、まずは毛越寺へ向かう。
観光協会の思惑通りだ。
群馬や栃木、遠いものでは静岡のナンバーをつけた車がたくさん走っていた。平泉と言えば中尊寺が有名すぎるのだが、実は「毛越寺(もうつうじ)」もけっこう有名なのだそうな。そこで、まずは毛越寺へ向かう。
観光協会の思惑通りだ。
500円くらいを払って入る。
門から本堂へはそれほど距離はない。
100mちょっとくらいか。本堂は、まぁ普通だ。
100mちょっとくらいか。本堂は、まぁ普通だ。
本堂内にも入れた。
ラッキーなことに「特別拝観実施中」だったのだ。
「別に特別じゃなくて、いつも公開してるのではないのか?」
などと邪推をしたが、通常は毎月8日の法要時しか入れないらしい(るるぶ情報)。
本堂内は撮影禁止。
震災の津波で流された高田松原の松で製作された地蔵菩薩も安置されている。
地味なお地蔵さんを想像していたが、金ピカだった。
別にそれが良いとか悪いとか言うわけではないが。
坊さんが他の観光客に
「毛越寺の『越』という漢字は普通『つう』とは読みません。なぜこう読むようになったかは諸説があり・・・云々」
と話をしていた。
庭には芭蕉の名句
夏草や 兵どもが 夢のあと
の石碑がある。
ただし英語訳されたものだ。
なぜだ?
庭は極楽浄土をこの世に描いたものだそうだが、発掘調査中で水位が低くなっていた。
「通常の状態ではありませんが、普段水中にあって見えない石積み全体をご覧いただけます」
とのことである。
こういうポジティブ思考、好きです(笑)
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