天の岩戸に行きそびれた話ほか

雑記

剣山への道中で立ち寄った場所を簡単に紹介だけしたい。

 

その1

「スノーボードレンタルここ」という看板の矢印の先に「鳴滝」が見えるポイントがある。

 

「ここに名水あり」はいいが、簡単に名水を汲みにいけるような場所ではない。

 

その2

鳥居のあるデカイ岩を発見。

 

古めかしい橋を渡って近付いてみると、

 

岩に沿って上に登れるようになっていました。

 

でも、雑草やクモの巣が多いので、途中で断念

 

その3

1kmを40分かけて走るという「日本一のんびりした交通手段」を発見

人が乗る用ではないみたいだけど、乗ったら楽しそう

 

その4

「天の岩戸」といえば、古事記や日本書紀にでてくる天照大神が隠れた伝説の舞台である。
伊勢神宮近くにあるのは知っていたが、剣山にもあるようだ。

 

軽い気持ちで寄ったんだけど、結構遠い。
で、途中からこんな道に・・・

 

ホントにこれ道ですか?

 

しかし、この時点で、だいぶ歩いているので、諦めきれない。

覚悟を決めて、土石流の痕としか思えないような道を歩く。

サンダルで。

 

そして、ここらで気付いた。
この一帯、恐ろしく無音なのである。
さっきまで、うるさかったセミの鳴き声も一切しない。

 

なんだか神聖な領域に足を踏み入れた気がして、少し心細くなる。

が、携帯はしっかり入るので再び心強くなる。
文明人の勝利だ(笑)。

土石流痕を根性で登ったら、雑草が生い茂る場所に出た。
足元がまったく見えない場所へ、短パン・サンダルで突入するのは自殺行為である。
ここまで来たのに!と、悩んだが、渋々ここで「天の岩戸」は諦めることにした。

 

で、ふと横の方を見ると何と家があった!

 

「おお!家があるということは道があるはず。土石流の痕を下らなくてすんだ!」

と喜んだのだが、この家、急斜面にポツンと建てられてて、道なんかどこにもない。
そしてもちろん廃墟。

何でこんな山奥に家があるのだろうか。
林業を営む人の仮住まいか?

辺りを見ると、チラホラ同様の家がある。
人の気配がまったくないので、いずれも廃墟なのだろう。

 

道に面していないと、家が建てられない法律ありませんでしたっけ?

結局、帰りは、道なき道を帰ったのであった。

 

やっとの思いで、再び入り口に戻った後に、よく説明を読んだら、、、
「これより約2時間、法正地区の峰近く巨岩が割れて出来た洞孔が在る。一部人工」
と書いてあった(^_^;)

重要な箇所が消えかけてるので、パッと見たとき気付かなかったわ。

 

ちなみに、後でネット検索すると、だいぶ前に新たな林道が通じており、車で「天の岩戸」のすぐ近く(徒歩1分)まで行けたみたい(>_<)

剣山貞光一宇峡観光協会さん!お願いですから、情報更新して下さい!

でも「一部人工」を付け加えるあたり、なんだか笑えます。

誰かに指摘されたのかな。。。

 

 

おまけ

「巨樹王国」というデカイ看板があった。
何やろ??と思ったが、立ち寄らず通過。

 

あとで調べると・・・
「日本一の大エノキ」があったり、
岩が侵食されてできた土釜があったり、
なんか楽しそう。。。

 

寄ればよかった(>_<)