屋外コンセントを増設する

外構DIY

カーポートの支柱に屋外コンセントを設けたい

後悔のない家は3回建てないとできない。

そんな格言があるという。

 

一般的に多い後悔ポイントは、スイッチやコンセントに関するものだとか。

日常的によく使うため、気になりやすいのだろう。

 

新築前に「コンセント 後悔」とか調べ、先人たちの失敗に学ぶことが重要らしいので、これから新築を立てる方は是非。

一方、不幸にして家を建ててから失敗に気付いた場合は諦めるしかない。のか!?

いいえ、希望はまだあります!

 

ってことで、我が家のコンセント・スイッチ失敗事例と対処法について紹介する。

 

今回は屋外コンセント。

 

きっかけ

先日、車の掃除をしたときに思った。

「カーポートの支柱部分にコンセントがあればなぁ」

時を同じくして、カーポート照明の取付DIYに取り組んでいたので、ついでに屋外コンセント増設にも着手することにした。

 

施工

まず、カーポート梁部分に穴をあける。

 

穴あけの方法はカーポート照明取付の時と同じ方法だ。

で、ここから電源ケーブルを引き出す。

 

引き出した電源を結線するため、梁の直下へプルボックスを取り付ける。


まぁアウトレットボックスで良いのだけど、もう少し大きい方がシックリくるかなと。

アウトレットボックスは2つの規格(102mm×102mmと119mm×119mm)しかないらしいの。

 

取り付けはこんな感じで、プルボックスの上部に穴あけして電源ケーブルを引き込んだ。

 

で、側面にホールソーで穴あけ。

 

ホールソーは金属用に購入したモノ。

購入するか迷ったけど、やっぱあると何かと便利だ。



 

穴あけできました。

 

本来なら、この穴にボックスコネクタ↓を接続するところだが、それだと間延びしてダサい。

 

てことで、いきなりエルボ↓をブッ刺して、シーリング剤で防水処理。

 

あとは、VE管を設置して、ケーブルを通す。

 

で、露出スイッチボックス上に屋外コンセントを設置する。

 

シリコンシーラントをスイッチボックスの背側に塗って張り付け。

 

シリコンシーラントだけでも保持力は強いので、ネジどめ無しでこのままいけるかもしれない。

できるだけカーポートには穴をあけたくないので迷ったけど、コンセントの抜き差しで力がかかる部分なので念のためドリルネジでも固定しておいた。

 

なお、セオリー通りやるなら、外かべボックスを使う。

外かべボックスには、背面に防水用のゴムがついて、シーリング作業は不要である。

↓左が「スイッチボックス」、右が「外かべボックス」

 

なぜ、今回は外かべボックスを使ってないのか!?

それは、、、すぐには入手できなかったから。

ホームセンターを何件か回ったのだけど、外かべボックスって売ってないのよね。

あまり需要がないのか??

 

後日、ビバホームセンターで発見したけど、他のホームセンターは全滅。

結局、ネットで買うのが安くて早かった。。。

スイッチボックス内にケーブルを引き込んだら、埋込取付枠を取り付け。

これがないと、屋外コンセント部分が取り付けられません。

 

普通は屋外コンセントに付属してるけど、汎用のスイッチ用取付枠でも何でもOK。

 

で、屋外コンセント本体へ電源線をブッ刺す。

アースは、、、省略した(^-^;

屋外なので、アースもホントは接続した方が良いのだろうけど、電気機器を使うときにアースまでつなぐか?って考えると、、、

 

最後に取付枠へネジ止め

完成~

 

ちなみに、電源の大元は、家の外壁に設置されている外部コンセント下に外かべボックスを取り付けて電源を取り出している。

 

テラスにダウンライトをつける~その1~ 屋外コンセントの分岐
テラス屋根へのダウンライト取付を画策中。 まず、屋外コンセントから電源分岐をい、テラス付近まで延長する。 少し離れてはいるが、勝手口付近の外壁に屋外コンセントを設置していたので、そこから分岐することにした。 この作業は、さすがに通電状態でや...

 

おまけ

今回、ついでに監視カメラをプルボックス上に移設した。

こちらは、プルボックスのフタ。

 

これに穴をあけて、、、

 

穴の大きさはカメラのコネクタが通るギリギリの大きさ。

 

で、電源線を通して、土台を固定。

 

こんな感じで取り付けました。

 

あとは、穴やネジが突き出してる部分をシーリング剤で防水処理。

 

取り付けて完成~