セキュリティ入ってますか!?【ニャンコ糞害に対する監視カメラ設置】
- 更新日:2021.04.04
- 外構DIY
- ドアホン, ホームセキュリティー, 監視カメラ

突然だが、我が家で起こった事件について書こうと思う。
我々家族は、新築後、新しい地で平穏な日々を過ごしていた。
あの忌まわしい事件が起こるまでは・・・
その日、家の周りの見回りをしていた私は、不自然に土が掘り起こされた形跡を発見した。
近づいてよく観察してみると、異臭がする。
な、なんと敷地内に侵入し、糞をしたうえに隠すという無慈悲な犯行が行われていたのだ。
理不尽な凶行に、私は怒りでわなわなと震えた。
しかし、現場の後処理をするにつけ、段々と冷静さを取り戻した。
誰しも過ちを犯すことはある。
私とて完全な人間ではない。
のっぴきならない緊急回避であったのかもしれない。
ここは寛大な気持ちで許してあげよう、と。
しかし、数日後、そんな想いを踏みにじるような出来事が発生した。
なんと、再び同様の行為が確認されたのだ。
色即是空の境地に達したかと思われたのも束の間、私の怒りは怒髪天を突きました。
かくなる不埒(ふらち)な輩の侵入を、これ以上許すまじ!
好き勝手させないためには、まず侵入経路を特定し、侵入防止対策をとる必要がある。
こうして我が家にセキュリティシステムを導入することになった。
パナソニック「スマ@ホームシステム」だ。
防犯システムとしては簡易なタイプ。
「ホームユニット」という機器を中心に各種センサーやカメラをつなぎ、スマホから操作する、というシステムだ。
パナソニック製のドアホンを「ホームユニット」の代わりに使うこともできる。
我が家のドアホンは、このシステムに対応している。
よって、対応カメラを購入すれば、即「セキュリティ体制」が構築できる。
しかもカメラと本体とは無線接続。配線不要!
コリャ便利!
ドアホン子機からカメラ映像を確認することも可能。
ベットからカメラ映像を確認することもできるのだ。
接続可能な屋外用ワイヤレスカメラは次のとおり。
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型 番 | VL-WD712K | KX-HC300S-H | VL-WD813K |
特 徴 | ベーシック | 完全コードレス | 照明内蔵 |
電 源 | コンセント AC100V |
乾電池 単3形電池×8本 |
コンセント AC100V |
画 素 数 | CMOS 30万画素 | ||
センサー検知方式 | 人感(熱)センサー 動作検知センサー |
人感(熱)センサー | 人感(熱)センサー 動作検知センサー |
録 画 | 最大約30秒間 | 約10秒間 | 最大約30秒間 |
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当初買おうと考えたのは、完全コードレスタイプ。
一切の配線がないので、設置がカンタンってのがとっても魅力的。
でも、、、気になったのが電池の交換頻度。
マニュアルによると電池の持ちは、最大約6ヶ月とのこと。
ただし、カメラの使用頻度が高いと「ひと月」ほどで電池交換が必要となる場合もあるらしい。
電池残量が少なくなると、モニター画面に「お知らせ」が表示されるので、そこで交換すりゃ良いが、気付かないうちに電池切れ、肝心なシーンが映っていない!なんてことも起こりうる。
そんなの悔やんでも悔やみ切れない!
そして、センサーは温度変化を検知する「人感(熱)センサー」だけ。
また、録画時間が短い、検知前録画機能もない・・・
ってことで、配線が一切不要なのはとても魅力的だけど、デメリットが多いのでやめました。
次に気になったのがLED照明搭載タイプ。
センサー照明としても使えて一石二鳥!
かと思いきや、「ライトは照明用の光量はありません」とのこと(/・ω・)/
なんだそりゃ。
そして、高い・・・
デザインがイマイチ。
ってことで却下。
そんなわけで・・・
購入したのはベーシックタイプ。
安くはないが、思い切って2台購入。
これで、玄関と勝手口に設置すれば、キャツの侵入経路がおおよそ特定可能であろう。
初期設置は、とってもカンタン。
まずドアホン本体の設定/情報から「設定を変更」を選択。
「接続機器の登録/減設」から登録操作し、カメラ側の登録ボタンを押すだけ。
こうして、我が家のセキュリティ体制が整った。
それから月日は流れ・・・現在、1年以上が経過。
今、あえて私の感想を端的に述べよう。
不満である!
こちらをご覧いただきたい。
凶悪な犯行がしばしば発生するスポットである。
ここを監視するようにカメラを設置した。
カメラ設置後、程なくして被疑者を捉えることができた。
コイツが被疑者Aだ!
さらに別の日に捉えた映像。
こちらが被疑者B!
・・・
おわかり頂けただろうか。
画質が悪すぎる!!
これらは、カメラで撮影された動画をほぼそのままな画質で掲載している。
そう!私は購入時に重要な点を見落としていたのだ。
カメラ画素数、CMOS 30万画素・・・
「おもちゃデジカメ」並みなのだ!
昼間はまだ許せる。
許せないが許そう。
問題は夜間だ。
被疑者の出没頻度が高くなる夜間こそ、監視カメラの出番だ。
しかし、映像が本当にひどい。
何が起こったのかはわかっても、個体識別は難しいレベルである。
一応、解像度は以下の2通り選べる。
VGA(640×480)最大6fps
QVGA(320×240)最大10fps
いずれにせよ低い画素数なのだが、少しでもマシなようにVGA(640×480)を選びたい。
が、検知前録画が正常に機能しない。
そして、動画がコマ落ちする。
不満点は他にもある。
誤報が多い!
動作検知センサー、こいつは雲から太陽が出て明るくなった程度で反応する。
感度を最低にしてもダメ。
結果、「時々曇り」なんて日は警報が鳴りまくる。
結局は「人感(熱)センサー」頼みなのだ。
セキュリティシステムとしては、在宅、留守、解除の3パターンで警戒モードを変更できるなど、そこそこ使えそうな感じではある。
が、肝心のカメラがこれでは・・・
多額の費用を投じたのに、はっきり言って期待外れ。
Panasonicよ、こんな過去の遺物のようなカメラをいまだに売り続けていて良いのか!?
と、なんだか酷い悪口だらけになったが、それだけこのシステムに期待してたってことで、、、
でもね、本当にぜーんぜん使えない!ってこともないんです。
インターホンから映像をチェックできるのはとても便利。
また、拡張性も高い。
その話はまた次回。。。