スイッチ地獄に救いの手【リビングライコン】

いろいろレビュー

照明で部屋の印象が全然違う。

我が家は色々な生活シーンに対応できるよう、リビングの照明を6系統にした。

 

さらに、調光や色調変更ができる照明も導入している。

↓1~5と、シーリングライトの計6系統

 

で問題となったのが、スイッチの多さ。

 

6系統なので、単純に6個のスイッチが必要となる。

これをシーンに合わせ、その都度ON/OFFすることとなるのだが、、、

単純に全てをONにするだけでも、、、

パチパチパチパチパチパチ

明らかに面倒だ。

 

さらに調光となると、想像しただけで嫌になる。

 

そんな時に役立つのがこれ!

リビングライコン(以下、ライコン)というブツである。


 

リビングライコンには1~4のメインスイッチがある。

このそれぞれに照明の点灯パターンを記憶させることができるのだ。

 

あらかじめ各スイッチのON/OFFや調光設定をしておくことで、いつでもボタン一つでその設定を再現してくれるのである。

 

 

うちは、リビングの照明6系統のうち、シーリングライト以外の5系統をライコンにまとめている。

 

例えば、ライコンの1を押せば、シーリングライト以外の照明が全点灯。

 

2を押すと手前だけ、

 

3を押すと奥だけ、

 

4を押すと全体が薄暗く点灯する、というような設定が可能である。

 

設定自体はごく簡単。

で、パネルを開くと中に照明5系統それぞれの調整スイッチがある。

 

ここで、1~4の設定したいボタンを押してから、各照明のON/OFFや調光を操作する。

これだけで、次回からボタン一つで前回設定が自動で再現される。

コリャ便利。

 

 部屋の入り口には子器を設置。

 

OFF/ONボタンを押すと全消灯 → 消灯前の設定での再点灯が可能。

 

子機(メーカー正式名称は子器)は2台まで接続できる。


 

リモコンも販売されている。

ただし、こちらのデザインは本体のスタイリッシュさに比べると、ダサいと言わざるを得ない。

 

リモコンから調光等の設定も可能。

でも、うちではリモコンをあまり使わない。

アレクサで操作するため、スイッチボットに信号を覚えさせてから、ずーっと使ってないわ(;^ω^)


で、実際に採用した率直な感想を述べます。

 

「ライコンなしの生活は考えられません!」

 

機能面や使い心地については、不満点なし。

素晴らしい。

 

もしライコンを導入してなかったら、ほとんど点灯しない照明もあったと思われます。

現にシーリングライトは別スイッチにしているけど、ほとんど点灯させることがないし(^^;)

 

ただし!唯一不満なことがある。

導入コストだ。

 

今、ダイワハウスの明細を確認したら166,500円もしていた。

親器66,000円、子器15,000円、リモコン4,900円の計85,900円(定価)と、スイッチのくせに高額ということもあるが、まぁそれは仕方ない。

 

目に付くのは工賃の高さだ。

機器を定価で購入したと考えても工賃だけで約80,000円って高くないか。

 

当初、普通のスイッチ(コスモワイド)で見積もりしており、その後の仕様変更での上乗せ額である。

いろいろなブログを検索した結果、他の住宅メーカーで建てた方々含め、皆さんやはり高額の導入コストがかかっているご様子。

ダイワだけがどうこうという話ではなさそうだ。

 

当初は、複雑な配線作業からくるコストがオンされているのかとも思った。

しかし、ガレージにDIYで導入した時に知りました。

通常のスイッチが一つになったといっても過言でないほど、従来スイッチと配線は大きく変わりません!

 

工賃は純粋な手間数で算出しているというよりも、導入機器の値段に比例して算出しているのではないか。

私はそういう疑念を抱いてます。

 

繰り返しになるけど、その使い勝手はスバラシイ。

導入して良かった。

値段の高さに躊躇しても、照明にこだわってるなら(照明スイッチが多いなら)頑張って導入すべし。

その価値はあると断言できます。

 

が、もう一度ライコン設置をお願いするなら、本体施主支給のうえ、工賃値切り交渉するな。

普通のスイッチ設置と手間はほとんど変わらないのに、何故こんなに高くなるのか、納得できる説明を求めたい( ̄^ ̄)

 

ちなみに、6パターンを記憶できるライコンもあります。