ダイワハウスが建つまで⑩【とうとう上棟の日】

完成までの軌跡

【75日目】

とうとう上棟の日。

建築過程で最も目覚ましい変化のある日だ。

既に前日までに足場が組まれていた。

 

職人さんの朝は早い。

8時過ぎにはクレーン車が現場に到着、作業が始まった。

 

まずは次々と柱がクレーンで吊り上げられ、立てられていく。

 

上棟は数日前に行われる予定だったが、荒天で日をズラしてもらっている。

この日は天気は良いけど、風が強くてクレーン操作が難しそう。

何度か風に吹かれて鉄骨を当ててたけど大丈夫かな(^-^;

施主の本音としては、雨はもちろん風の強い日も作業を延期してもらいたいところだったが、一度延期してもらっているのでそんなにワガママも言えず。。。

まぁこういうのは気にしすぎも良くないし職人さんの腕を信じよう。

私はそう自分に言い聞かせた。

 

柱が立てられた後、大型トラックで壁が搬入された。

間髪入れず、次は壁の設置を行うようだ。

 

いったん、クレーンで壁を釣りあげて家の中央部分に仮置き。

ここから1枚ずつ壁を据え付けていくようだ。

 

あれよあれよって間に次々と壁が建てられる。

 

壁は工場を出荷する時点で既に窓が取り付けられている。

 

営業さん曰く、ダイワハウスは完全に分業制で、この日は上棟のみを専門にする「建て方部隊」が作業してくれてたそうだ。

で、翌日は違う現場で上棟するとのこと。

 

数時間で壁がすべて建て終わって、お昼休憩となった。

午前中だけでこれほど進むとは!

速い。

 

作業員の方々がお昼に行ってしまっている間に、家の周りを観察する。

 

これまで、変化の少ない期間が長かったのもあって、まさに一瞬にして家ができたという感じ。

 

外壁はサイディングの状態。

タイル張りの予定なのだけど、工場で貼ると重くなるから現場で施工するのかな。

 

勝手口や換気口も工場で既につけられていた。

 

大開口の大窓や玄関ドアは、さすがにまだ組み込まれていない。

 

午後になって、作業再開。

天井部分の鉄骨が組まれていく。

 

と、ここで出かける予定時刻となってしまったので、後ろ髪を引かれる思いで、現場を後にした。

 

このあと、運の悪いことに雨が降ってきた。

濡れても大丈夫です!と営業さんは言っていたが、気持ち的には嫌だなぁ。

 

そして3日後、再度現場に行ってみたら、、、屋根もすっかり出来上がってました。