京都の浜売り

雑記

京都の丹後地方では、「浜売り」という風習がある。らしい。
京都府のHPに書いてあった。

魚市場への水揚げ時に、漁業組合員や地元の人のために魚を売る仕組みのことである。

年末に、この浜売りを体験しに行った。

場所は宮津市栗田。

なお、栗田以外でも浜売りは丹後地方各所で行われているそうだ。

 

事前情報では8時ごろ水揚げということだったが、寝坊して30分遅れで到着した。

が、この日は大漁だったのか、まだ船が帰ってきておらず、そこらをブラブラして時間をつぶす。

もしや、今日は休漁か???

と不安になってきた9時ごろに、やっと船が戻ってきた。

 

漁艙からフィッシュポンプで魚を吸い込んで選別機に入れる作業を見学する。

浜売りでは、邪魔をしなければ水揚げ場内をほっつき歩いても怒られないのである。

 

選別機はかなり立派なモノである。

 

この日は太刀魚が大漁。

雪の様な氷を使用していた。

最近流行の氷で、鮮度保持に良いそうな。

 

「浜売り」のルールは至ってシンプル。

欲しい魚をカゴに入れて計量してもらい、お金を払うだけである。

太刀魚に目がいきそうになったが、今回はサワラをチョイス。

しかもデカいやつ。

 

ホワイトボードに書いてあった参考価格ではキロ1,200円だったが、この日は年末価格?で1,400円に値上がりしていた(*_*)

3キロあったので4,200円也。

結構奮発したな。

帰ってから刺身と塩焼きで食べたらチョー絶品!

スーパーで売ってる小さいサワラとはホントに別物。

 

こんな新鮮でおいしい魚をふらっと朝買いに行ける丹後の人たちはうらやましい!

京都の海に行った際は、見るだけでも是非。