日本三大酷道 425号線を自転車で走る

雑記

425号線には何ヵ所かトンネルがあり、その多くが素掘りであった。

素掘りのトンネルの壁面を見ると、アートを感じる時があるの自分だけであろうか(^^;)

 

今でこそシールドマシンという素晴らしい機械があるが、昔は短いトンネルひとつを掘るのも大変だったのだろうと思う。

カタカナ表記のあたりから、古さがうかがわれる看板。

 

「目標は災害0」の標識

下がコケむしてきてるのと、前にある融雪剤置場の影だったせいもあり、「目標は災害」と書いてあるのかと一瞬錯覚した。

 

「役獣之墓」

牛頭死亡之供養墓とある。

人間の役にたってくれた獣の墓だろう。

 

が、「牛頭」というのが引っ掛かる。

ちょっと調べてみたが、どういう意味なのかよくわからなかった。

そして、なんでこんな山奥にあるのだろうか。

さらに、上段部分が後ろに置かれている理由も謎である。

 

ここで通行止め箇所まで、やっとあと2Km

 

吊り橋があった。

 

渡ってみようかとも思ったが、強度に不安があったので止めた(^^;)

 

やっとあと100m!

 

と思ったら、最低限の復旧はしていて、車の通行も可能なようだ。

 

土砂崩れの箇所

 

せっかくなので、さらに先に進むことにした。

ここから先は、ホントに心臓破りの坂となる。

前方奥の山の中腹にガードレールが見える。

まさかと思ったが、実際ここまで道がつながっていた(@_@)

 

途中、ぶっつぶれた吊り橋があった。

さっきの吊り橋、渡らなくて正解やったわ(笑)

 

ちょっと雨降れば、また土砂崩れが発生しそうな箇所が少なくない。

せっかく直しても、これではキリがない。

 

ドカーンとトンネル掘った方が、長い目で見るとコストかからないのではないか。

 

道路の痛みも目立つ。

 

かなり登りました。

 

このトンネルを抜けると下りの模様。

 

下ってしまうと、戻りの際に坂を上らないといけないので、悩んだ末、ここで引き返すことにした。

後で聞いた話によると、この先の方では、ホントに通行止めになっており、奈良側にはぬけられないのだとか。

行きは2時間30分程度かかったけど、帰りは30分程度で車を駐車していたトコまで帰れました。

 

帰りがスイスイだと気分がいいね。

また機会があればチャレンジしてみたいです。