賢治の世界

雑記

童話作家といえば誰を思い浮かべるだろうか。

今回、童話作家であり、狂信的日蓮宗信者でもある宮沢賢治の生まれ故郷、岩手県花巻へ行ってきた。

花巻には宮沢賢治記念館という施設がある。

 

宮沢賢治については、それほど詳しくしらなくて、『注文の多い料理店』の作者で、いろいろたいへんな人生だった人ってイメージしかない。

そんな賢治マニアでない人でも賢治記念館は、けっこう楽しめる。

お土産屋さん兼レストラン「注文の多い料理店」

 

入口の看板には、童話に出てくる原文が書かれている

 

かわいい看板

 

このお土産は許されるのだろうか?
大阪のは訴えられたよね。。。

 

ここは子供連れの人が多かった。
ゆっくり家族団らんするのには、ちょうどいい場所なのだろう。

 

1人だと、賢治マニアと思われるんだろうな~なんて思いながらも賢治ワールドを満喫させてもらいました。

 

施設内だけでなく、ここ花巻では街全体で賢治を前面に出している。

近くには賢治の「銀河鉄道の夜」を意識したのであろう「銀河大橋」があったり、

 

駅前の壁には、夜になると幻想的な銀河鉄道が浮かび上がったりと、探すといろいろ工夫されてました。

 

にしても、街角でこんな大掛かりなブラックライト見たの初めてやわ。

 

地産地消自動販売機なるものがあった。
売っているものは普通。
もっと奇抜なものが売られているかと思ったのだが。。。

 

賢治の童話98作品の朗読が収録されている「宮沢賢治童話集DVD」を購入した。

朗読にあわせて文章もTV画面に流れるらしいが、そんなもん凝視するつもりは毛頭ない。
一人で車を運転するという苦痛な作業中にでも聴こうかと思っている。

 

中身はこんな感じ

 

あけてビックリ。
まさかのDVD-R
オフィシャルショップで海賊版買わされたかと思ったわ。

 

で、再生してみたら、、、

なんと、まさかの朗読なし!🙀

確かに、DVD書籍とあるが、朗読とは一切書かれていない。

私の早とちりですね。。。

て、テレビの画面上で小説読む人なんている?

なんだか釈然としない。

 

このDVDには紙ペラが1枚入っている。
見ると「賢治童話を極力短く表現してみました」とある。
努力は買うが、そんな需要があるのか甚だ疑問だ。

 

『注文の多い料理店』
山奥で”注文の多い料理店”を見つけ中に入り、多くの注文を受けたあげく、山猫に食べられそうになる。

 

って、これで良いのか!?

まったく興味そそられんわ(笑)

 

極力短くすることにすら挫折して(?)、導入部のみの文章も多い。
はじめ、ミスプリントで文章が途中で切れてしまっているのかと思った↓

『祭の晩』
「山男はあんまり正直でかわいそう」純粋な子供と純朴な山男は

 

中には変な葉っぱでラリった人が書いたのではないかと疑いたくなる文章もある↓

『月夜のでんしんばしら』
月夜の鉄道路線、いっせいに行軍、現れた電気の大将は電気そのもの

 

このDVDは賢治の学校の売店にて、1500円くらいで販売してました。
興味ある方は是非。