タイルデッキを拡張すべく奮闘中。
拡張にあたり、単にタイルを付け足しで貼ると、タイルの切れ目(目地部分)がそろってしまうため、「いかにも付け足しました」って感じになる懸念がある。
そこで、切れ目を目立たなくするため、一部タイルをはがして目地が一直線になるのを防ぐことにした。
さらに、タイルデッキ拡張に伴い、一部タイルは埋没することになる。
みすみすタイルを埋めてしまうのはもったいないので、はがして再利用したいとも考えた。
さっそくタイルはがしに取り掛かる。
使うのは、チゼルとか「たがね」とよばれる工具。
タイルの基部にチゼルをあてて、金づちでたたき、剥離させるという流れである。
タイルの基部にチゼルをあててコンコン、20cmほどズラしてコンコン、というように何ヵ所かに分けてチゼルを入れていく。
一ヵ所からはがそうとすると、途中でタイルが高確率で割れる。
特に、このタイルデッキで使われているタイル「ヤングギャラリー」は、表面剥離しやすいみたい。
タイルをはがす際の衝撃で、目地と一緒に隣のタイルが欠けるという現象が頻発した。
この予防策としては、あらかじめグラインダーで目地を寸断しておくという対策が考えられる。
しかし、言うは易し。
実際には、グラインダーでタイルを傷付けないよう慎重に作業する必要があり、とても繊細な作業が必要。
しかも、タイルが強固に貼り付けられているおかげで、割らずにはがせる確率が低い。
面白いようにパリパリ割れる。
この光景を見た妻が、「新築のマイホームを破壊した!」と衝撃を受けていた。
どうせ埋めてしまうので何とも思っていなかったけど、確かに写真を見返すと、なかなか悲惨な光景である。
ケチの精神を活かし、できる限りタイルを再利用すべく奮闘したのだが・・・
結局は効率が悪すぎる!という結論に至り、ほとんどのタイルはそのまま埋没させることにしました(;^ω^)