これまでにない扇風機「カモメファン サーキュレーター」

いろいろレビュー

ムシムシする夏の夜の強い味方と言えば扇風機である。

我が家の扇風機はこれだ。


しかし、コヤツには決定的な欠点がある。

8時間で勝手に切れるのだ。

 

真夏の寝苦しい晩を乗り越えて、朝方の心地よい束の間に、無情にも電源が切れるのである。

 

もちろんタイマー機能を使っているわけではない。

連続運転をしているのに、である。

 

この迷惑極まりない機能は解除することができない。

 

切り忘れ防止機能ってことがだが、大きなお世話だ。

YAMAZENよ、せめて12時間くらいは連続運転させてくれ!!

この嫌がらせとしか思えない仕様への不満は、使えば使うほど増幅する。

 

今シーズン、扇風機の使用を再開するにあたり、とうとう私の鬱憤は頂点に達した。

 

てわけで、扇風機を新調した。


Kamome リビング扇風機 FKLU-232D

 

これを選んだ決め手は、何と言ってもあらゆる方向に扇風機を向けられる機能性である。

何と、真上や真下にも向けることができる。

 

ニッチな商品に力を入れている会社が手掛けているだけあるな。

 

 

そしてブツが届いた。

デザイン性を(たぶん)売りにしているだけあって、箱もオシャレだ。

Hello!

 

さっそく開封。

何と、この商品は組み立て不要!

 

これまで購入してきた扇風機と同様にファン部分の組み立てが必要だと思ってたので新鮮である。

 

取り出して立ててみた。

 

そしてすぐに欠点に気付いた!

重い!!

 

様々な角度からの送風を可能にするための代償であろう。

 

そして、取っ手がないので移動させにくい。

 

リモコンは背面に磁石で取り付けることができる。

これは地味に便利。

 

ただし、もう少し強力であってほしい。

 

リモコンは丸っこくてカワイイ。

でも、手に取った時に向きがわからず、操作がワンテンポ遅れる。

機能性よりデザインを優先したな。

 

本体スイッチはモーター上部についている。

 

これまたデザインを優先させてか、ボタンも文字も小さい。

首振り機能を使用しているときにはやや押しにくいし、どれが目的のボタンなのかパッとわかりにくい。

 

風量は下にあるバーのつまみを回して調整する。

DCモーターのため、無段階調節が可能。

つまみが小さいため、扱いづらい。

 

ファンは小さめ。

そして若干安っぽい。

「ナカシマプロペラ」という船舶用プロペラメーカーの技術と職人技から産み出されたモノだそうだ。

 

「文字を書いていてもページがめくれないくらいやわらかい風で、そのままふわりと遠くまで届けます。」とのこと。

まぁ確かに、静かな割に風量は多い気がする。

なお、余談だがナカシマプロペラは船舶用プロペラ業界の雄である。

 

以上、気付けば否定的なことばかり書いてたが、実はけっこう満足してます。

ご覧ください!

 

この角度で送風できる扇風機なんて未だかつてあっただろうか!!

 

しかも一見バランスが悪そうだが、実際にはかなり安定感がある(・ω・)オオオォォォ-

 

こんな角度で使うことない!と思われるかもしれないが、これがけっこう便利。

上から吹き付ける冷風が癖になりそう!(^^)!

 

様々な向きを試してみたが、安定感は変わらない。

土台が重いだけはある。

 

ACアダプター(電源)は本体から抜くことができる。

てか、最初どこに差し込むのかわかりませんでした(^^;)

 

おまけ

こんなものが付属していた。

床を傷つけないようにするシールかと思ったら・・・

 

アロマの香りを楽しむためのモノだった。

センターキャップを取り外して、アロマを垂らすらしい。

 

こんな機能、絶対使わんわ。

と思ってたら、妻が「どれどれ試してみよう」とのことでした(^^;)

 

いろいろとオモシロい扇風機です。。

なお、あまり売れ行きは良くなかったようで、現在では↓この機種が主力の様です。