コンクリートミキサー「まぜ太郎」はダメなヤツなのか

いろいろレビュー

外構のDIYではセメントを使う機会が多い。

セメントと砂や砂利を混ぜる作業は、なかなかの重労働。

バケツ数杯程度なら手作業で問題ないが、大量に必要な場合はとても大変。限界がある。

 

そこで撹拌機なるものを購入し、心身ともに平穏な日々を送っている、という話を以前に書いた。

セメントを使ったDIYに挑戦しよう!
セメント、モルタル、コンクリート… これらをザックリ説明すると、 セメント → 固まる原料 モルタル → セメント+砂 コンクリート → セメント+砂+砂利 ってことになる。 いずれも外構DIYでは必要不可欠なのだが、初めは素人作業で本当に...

 

しかしこのところ、私のなかで新たな物欲が沸き上がっている。

やっぱりミキサーが欲しい!

 

事の発端は、タイルデッキの延長工事をしようと決心したことに始まる。

それなりのモルタルが必要となるこの工事について真剣に考えたとき、はたして撹拌機で事足りるのであろうかと自問するに至ったのだ。

 

以前、ミキサーの購入を検討した事はある。

しかし、まぁまぁのお値段、保管場所が必要という2点から思いとどまっていた。

特に、しょっちゅう使うものでもないのに保管場所を取られることには抵抗があった。

 

悩んだ挙句、結局は「たくさんモルタルを作る時だけホームセンターでレンタルするのがベスト」という結論に達したのだけど・・・

レンタルすると運搬が面倒。

車がセダンだと載せられないのでホームセンターで軽トラを借りることになるが、結果としてレンタルして返却するのに4往復しなければならなくなる。

 

てことで、半年も経たずにコンクリートミキサーを買いました!

その名も「まぜ太郎」。


 

これにした理由は単純明快。

ズバリ安いから!

 

運搬の手間が省けて安いネットでの注文である。

もちろんアマゾン、ヤフーショッピング等の複数サイトでの最安値もチェック!

これぞ、安さへの飽く無き追及だ。

 

注文して待つこと数日、ブツが届いた。箱は意外と小さい。

 

開封するとこんな感じ。コンパクトに納められている。

一度組み立てたら、この状態に分解・収納するのはタイヘンそう、、、

まぁ二度とバラすことはないだろう(^^;)

 

さっそく組み立て。

マニュアルは「すごくわかりやすい!」って程ではないが、この手のモノとしては親切な方であろう。

 

ネジ類もアルファベットの書かれた袋に入っているため、わかりやすい。

 

と、思いきや、DとFの中身が逆でした(^^;)

そんなことってある!?

 

なお、組み立てに必須な工具である六角レンチは付属していない。

組み立て式のモノって、簡易な工具が付属することが多いのでチョット新鮮。100均でもそれなりの工具が買えるご時世なので、こういうコスト削減は今後も増えていくのかも。

 

完成!

黄色が美しい!

と、しばし満足して眺めていたが、冷静に考えるとコンクリートミキサーを持っている家って、そう多くないだろうし、実はだいぶヤバい人間になってしまったのかもしれない。

 

さっそく使ってみる。。。

 

これはスバラシイ!

モルタルがこんなに楽に作れるなんて!

機械って偉大。

 

ただし、固めのモルタルを作るのは苦手。まぁこれは仕方ないだろう。

だってコンクリートミキサーだし。

 

ところで、この「まぜ太郎」、ネットの評価や一部ブログを見ていると、かなり酷評されている。

しかし、まぜ太郎ファンの私が思うに、その誹謗中傷のほとんどは、正しい使い方や組み立て方ができていないことに起因するように思われる。

非を見つけると、鬼の首を取ったように叩きまくる風潮の昨今、まずは自らを省みる謙虚な姿勢こそ現代社会に必要なのではないか。

メーカーによるクレーム対応への苦悩が垣間見られるマニュアルを読みながら、村上龍風にそんなことを考えた。

 

備忘録的追記

ネットで得た情報では、水 → 砂 → セメントの順で入れると良いらしい。

そして使用後はしっかり洗おう!

セメントが付着したままで放置すると、猛烈に後悔します(;^ω^)