熊野花火大会アクセス裏技

雑記

三重県にある人口1.8万人の熊野市。

ここへ、年に一度、人口の何倍もの人が押し掛けるイベントがある。

それが熊野花火大会だ。

ただでさえ込むのに、今回の開催日は土曜日で、かなりの観客数が見込まれていて、猛烈な混雑が予想されていた。
(実際、主催者側発表の観客数は過去最高の20万人。ホンマですか!?)

 

そんな熊野花火に、急遽、前日になって行く決心をし、夕方現地着予定という一見無謀なチャレンジを決行したので備忘録として書き留めておきたい。

 

今回のコンセプトはこうだ。
①車を使って行く
②花火大会は最初から最後まで見る
③待ち時間・移動時間は最小限

 

①については混雑する電車に乗りたくないのと、③にも関連するのだが、電車で帰りの混雑を回避し、かつ待たずにサッサと帰宅するには指定席券をとる以外に方法はないためだ。
そして指定席券は当日朝7時発売開始直後に売り切れる。

本来なら、時間に余裕をもってゆっくり花火を楽しむのが理想である。
あくせくと時間に追われているようでは、本当の意味で花火を楽しんだことにはならないのではないか。
ということで②

そして誰もが思うことだろうが、花火が終わったら早く帰りたい。
ということで③

 

ちなみに国道42号線は花火終了後、何時間か通行止めになる。
南北をつなぐ大動脈を寸断するとは!と思うが、どちらにせよ、大渋滞で動かないだろうから同じか。

 

なので、サッサと帰るには通行止めになる鬼ヶ城トンネルよりも北側に駐車している必要がある。

 

今回は史上最高と予測される混雑のなか、無事花火を見て帰れるのかという実験のつもりでチャレンジする。
結果、まったく見れず、帰れずの結末となっても、まぁそれはそういう結果ということで良しとしよう。
そんな大きな心で臨むことにした。

実際のところ、話がだいぶ誇張されいている気もする
『ツアーバスがたどり着けずに引き返した』とか、『会場近くの駐車場が1万円した』とか、ホンマかいな。←たぶんホント

車に自転車を乗せて出発。

 

で、17時くらいには尾鷲市街地を走行。
この時点で42号線を順当に行くと、まず確実に花火終了まで間に合わないと推測される。
数年前は16時時点で熊野市飛鳥あたりまでギッチリ渋滞していた。

ということで尾鷲熊野道路へ

 

尾鷲熊野道路は三木里までしかつながっていない。
来る9月28日に大泊まで開通予定とのこと。
なぜ、この花火に間に合わせなかったのか、と思う。

※開通後も熊野花火に合わせて大泊ー新鹿?間はバス以外通行止めになるようです。

 

その後、裏道的な道をひたすら走る。
けっこう絶景が多いんやね。
またゆっくり来たくなるような道でした。

この道も渋滞してるんだろうなと予想していたんだけど・・・
結構空いていました。
といっても、平常時にはあり得ない交通量だったけど。

 

あっけなく、もくろみ通りの場所まで到着。
チョット拍子抜け。
ここからは歩いても行けなくはない距離だけど、自転車を使うことにした。

 

会場に近づくにつれて多数の路駐組が・・・

※路中禁止区間ではありませんが迷惑にならない止め方をしましょう

 

鬼ヶ城手前まで自転車で行き、そのあとは徒歩で会場へ向かう。
鬼ヶ城トンネルにはちゃんと徒歩用トンネルもあるのだ(^^)v

 

で、19時前には会場到着。
さすがにかなりの混雑である。

 

この時間に来ると座って見る場所がない(>_<)
仕方ないので立見した。
さすがの迫力でした。

 

で、終わった途端に帰宅ラッシュが始まる。
フィナーレの途中からフライングして帰る人もいる。

自分も帰りにすごく不安を感じているので、フライングしたい気持ちに駆られる。
が、それをグッと押さえて、最後のおまけ1発を見てから動き出す。

会場から出た直後は、人と接触しまくるくらいの混雑だったが、鬼ヶ城トンネル(徒歩用)手前でやっと普通に歩けるようになった。
トンネル手前に自転車を置く判断は正解である。

 

その後自転車に乗って、車を止めた場所まで戻った。
帰りの坂道は辛かったな~(>_<)
結局、恐れていた帰宅渋滞には巻き込まれず、無事帰宅できました。

ということで、結論。
熊野花火は行き方を工夫すれば恐れることはない!