都市部で生活していると、「国道=大きな道」と思いがちである。
田舎でも、国道を走っている限りは変な道ではないという安心感がある。
しかし、だ。
世の中には、これでも天下の国道か!
と言いたくなる道が存在する。
人はそのような国道を酷道と揶揄する。
(その他にも「県道→険道」「府道→腐道」「市道→死道」などあり)
先日、国道422号線を車で走った。
ナビが何を血迷ったか、
「ルートはこっちだよー」
と言ったのが事の発端である。
明らかに嫌な予感がしたんだけど、急いでいたわけでもなく、
「たまにはナビの言うとおりに行ってみようかな」と魔がさしたのであった。
大宮大台インター付近から県道424号へ入る。
424号は途中から県道31号になり、問題の酷道422号へと接続する。
接続地点がこちら。
見事なヘアピンカーブ!
一瞬、鳥居かと見間違うゲートらしきものがある。
大陽寺、霊符山と書かれているのだが…
国道上に、こんなもん作ってもいいのだろうか。
ここからは一般的な国道のイメージからはかけ離れた山道が続く。
ただ、道は狭いものの、圧迫感を感じる程狭い箇所はそれほど多くない。
所々に、対向車とすれ違える場所もあるにはある。
こういう山道を夜走ると、プチ肝だめしの感覚になる。
以前、世間を騒がした白装束集団とこんなとこで遭遇したら、相当ビビるやろなとか考えながら夜中の山道を通過したのであった。
追記:
この事変から2度ほどココを通りました。
はじめは衝撃が大きかったけど、何度も走ると「こんなもんか」と思えてくるから不思議です(笑)
酷道ファンから「こんなの酷道じゃない!」と言われるレベルなのかもしれないな(^_^;)
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