大王崎を歩く

雑記

三重県にある大王崎という灯台と絵描きの町として有名な観光名所へ行った。

 

で、灯台を見たあと、ほっつき歩いて訪れたのは「汗かき地蔵」

 

ちょい有名なスポットである。

その年がよい年であれば白い汗、悪い年には黒い汗をかくとか。

戸が閉まっていて、周りに誰もいなかったが
「どうぞ中に入っておまいり下さい」
と書いてあるので遠慮なく入って見物した。

 

中の写真を撮るのは気が引けたのでお地蔵さんの写真はありません。

お地蔵さんは、なんだか黒いような・・・
確かに今年は良い年とは言えないな・・・

しかし、この汗かき地蔵よりも強烈な地蔵がありました。隣に。
これです。

 

説明書きは以下の写真のとおり。

 

簡単に要約すると

江戸時代末に米を積んだ船が遭難

漁民が発見、米をネコババ

夜更けに役人が来た

村人、強盗と間違って殺す

結果・・・庄屋ら14人が処刑される

村の和尚がほとぼりが冷めてから地蔵を作る

 

なんか凄まじい話である。

夜更けに来たからって、役人を強盗と間違うってホンマかいな。

米をネコババしたうえに、役人を殺す村人にはすんなり同情はできんな。